君子は器ならず1018

ワールドメイトは、深見東州先生(=半田晴久氏)が教祖の宗教法人です。

このブログでは、ワールドメイトのリーダーである深見東州先生の「それからどうした」を紹介しています。幸せについて、人生でいかに選択するのか、などが解説されています。

深見東州の「それからどうした」(62)

 しかし、そうした「オレこそは」といった自信と自負と個性を持った才能を、それぞれにもっとも相応しいところに適材適所に配して、誰もがヤル気を持って一丸となってやれるよう指導していく。それこそが、「将の将たる器」であるということだ。そして、それこそが、高祖が漢帝国を樹立する原動力となったのだ。

 アメリカのケネディ大統領も、高祖劉邦と似て、ユニークな人材登用法で成功した。民間人や大学教授といった、政治のプロではない素人を側近に起用して、個々の能力をフルに発揮させ、後世に名大統領の名を残した一人だ。政治家としてのキャリアを重視するよりも、能力本位の人事で適材適所に配し、個々の政策立案はスタッフ達に責任を持たせて、自分はオールマイティに全体へ目を配るようにしたのだ。

 ここの問題は個々の器にさせ、自分は器ならざる器としての役割を果たして統括する。これが君子であり頭領である人物のあり方であり、洋の東西、古今を問わない真理なのである。

「君子は器ならず」

 君子というのは、器ではない。器ではない器である。

 天の与えた無尽蔵に大きな器を持って、天の徳をもって地の人々を活かす、ということ。これこそ、三十三相に化身する観音様の働きというものだろう。お姿はあるけれど、どれが本当の姿かわからないような自在性。どんな姿にでも化身できるということは、それだけ無限で無尽蔵だということである。

 そして、人が生まれ変わり死に変わりし、様々な体験を積んで自らを磨きながら、最終的に目指す境地は、この「器ではない器」だといえよう。一つの器に偏らない、オールマイティな器。その時人は、観音様のように、大自在で人を救えるし、世に本当に必要とされる人材になるのである。

(つづく)

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