徳の積み方-陰隲録(いんしつろく)(3)1034
ワールドメイトは、深見東州先生(=半田晴久氏)が教祖の宗教法人です。
このブログでは、ワールドメイトのリーダーである深見東州先生の「それからどうした」を紹介しています。幸せについて、人生でいかに選択するのか、などが解説されています。
深見東州の「それからどうした」(78)
その一緒に座禅を組んだ三日間、袁了凡の心には、余計な雑念、妄想、人生の迷いというものがおよそ無かった。その心が静寂そのものであることに雲谷禅師は感嘆して、袁を讃えた。
「私も長く禅坊主をやっていますが、あなたのように何の雑念もなく、妄想もなく、静かな捨てきった心の持ち主は初めてです。一体どこで、そのような修業をなさったのですか」
得たり、とばかりに袁了凡は次のように打ちあけた。
「実は、これこれといったわけがあって、私の一生はもう決定しているのですから、今さら悩むことは何もないのです。ですから、私は満足しています」
すると、雲谷禅師はいよいよ感心すると思いきや、カラカラと笑って、
「この愚か者め。それでは何のために生きているか、わからんじゃないか!」
と言い放った。
そして昔の聖賢、仁者、仏門に仕えた人たちの例を挙げて、徳を積むことで天の命数を変えるということの大切さについて、教え諭したのである。
(つづく)
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深見東州の「それからどうした」(78)
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「私も長く禅坊主をやっていますが、あなたのように何の雑念もなく、妄想もなく、静かな捨てきった心の持ち主は初めてです。一体どこで、そのような修業をなさったのですか」
得たり、とばかりに袁了凡は次のように打ちあけた。
「実は、これこれといったわけがあって、私の一生はもう決定しているのですから、今さら悩むことは何もないのです。ですから、私は満足しています」
すると、雲谷禅師はいよいよ感心すると思いきや、カラカラと笑って、
「この愚か者め。それでは何のために生きているか、わからんじゃないか!」
と言い放った。
そして昔の聖賢、仁者、仏門に仕えた人たちの例を挙げて、徳を積むことで天の命数を変えるということの大切さについて、教え諭したのである。
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