まず自分の魂を救いなさい1095
ワールドメイトは、深見東州先生(=半田晴久氏)が教祖の宗教法人です。
このブログでは、ワールドメイトのリーダーである深見東州先生の「絶対運」を紹介しています。運の強弱について、自力と他力、運・不運の分かれ目、などが解説されています。
深見東州の「絶対運」(19)
「ええ……ハァ、ですから、先生のお弟子さんになって、人助けをしたいわけで……」
「特技は何かある?」
「いいえ……」
「体力はどう、二晩くらい徹夜しても平気かい?」
「それが、小さいころから病弱で、結核やってからまだ間もないこともあって……、無理をしないように自分の体を大事にしてます。……でも、そのうち丈夫になると思います、ハイ」
「お母さんは元気になられたかね」
「一応、パートで働いていますが、血圧が高いので無理はききません」
「それで妹さんは高校一年生……」
「はあ……」
「高校卒業までにあと二年」
「ハイ……」
「そして、キミは体が弱く病みあがりのためちゃんとした仕事に就いていない……」
「……スミマセン」
「謝ることはないよ。それより、私のところなんかに来ないほうがいいんじゃないか」
彼は暗い目をあげて不安そうに私を見る。
「どうしてですか……」
「君の今の状態で、どうして人を救済するゆとりがあるのですか……」
若者はうつむいて、ときどき、すくいあげるような目で私をチラリと見る。
「キミは私に黙っているが、よく酒を飲むしパチンコや麻雀が大好きだろう。別にそれが悪いと言っているのではない。しかし、今のキミの家庭の状況、健康状態でそんなことにウツツを抜かしていいと思っているのですか。友人から誘われるにしても、ほとんど収入のないキミが、どうしてそんなに酒を飲む金や賭け麻雀をやるゆとりがあるんだ。
お父さんのものをキミが勝手に持ち出して質に入れたり売ったりしているのを、キミの母親と妹が嘆いているのを知らないのか。妹さんは家計が苦しいのを知ってバイトをしたりしてしのいでいるが、それでも間に合わず高校を中退して就職しようとすら思いつめている。
キミの結核後遺症は、あと二ヵ月、酒・パチンコ・麻雀を控え、規則正しい生活を始めれば、全く問題がなくなる。
ぐうたらな生活を深く反省して、父親とご先祖の皆さんにお詫びをし、そして生活を立て直す決心をしなさい。
今のキミの不運な状態で、一体どうして人が救済できるのだ。何が世のため人のためだ。まず、自分の魂を救いなさい。自分の持っている運を変えることが先決だよ
特技もなく、仕事もなく、才能も未開発でしかも自分の経済的基盤が確立できない者に、どうして人を救済する能力があるのだ。だから、まず自分を救い、それから家族を助けて、それでゆとりがあれば、はじめて私がリーダーを務める『ワールドメイト』に参加すればいい。
せっかく訪ねてきたからちょっとだけ言うが、キミには先天的に語学の才能がある。必死になってその才能を磨くことだ。でなければ、今のキミの運気からすると、母親の寿命を縮め、妹の人生を狂わせることになり、キミ自身も酒と遊びのなかで一巻の終わりになってしまう。いいか、反省してやり直すんだ。何年かかってもいい。語学をものにして、それでも人のために役立つ人物になりたいという思いが消えなかったら、私をもう一度訪ねて来なさい」
(つづく)
↓ブログランキングの応援
1回クリックよろしくお願いします
このブログでは、ワールドメイトのリーダーである深見東州先生の「絶対運」を紹介しています。運の強弱について、自力と他力、運・不運の分かれ目、などが解説されています。
深見東州の「絶対運」(19)
「ええ……ハァ、ですから、先生のお弟子さんになって、人助けをしたいわけで……」
「特技は何かある?」
「いいえ……」
「体力はどう、二晩くらい徹夜しても平気かい?」
「それが、小さいころから病弱で、結核やってからまだ間もないこともあって……、無理をしないように自分の体を大事にしてます。……でも、そのうち丈夫になると思います、ハイ」
「お母さんは元気になられたかね」
「一応、パートで働いていますが、血圧が高いので無理はききません」
「それで妹さんは高校一年生……」
「はあ……」
「高校卒業までにあと二年」
「ハイ……」
「そして、キミは体が弱く病みあがりのためちゃんとした仕事に就いていない……」
「……スミマセン」
「謝ることはないよ。それより、私のところなんかに来ないほうがいいんじゃないか」
彼は暗い目をあげて不安そうに私を見る。
「どうしてですか……」
「君の今の状態で、どうして人を救済するゆとりがあるのですか……」
若者はうつむいて、ときどき、すくいあげるような目で私をチラリと見る。
「キミは私に黙っているが、よく酒を飲むしパチンコや麻雀が大好きだろう。別にそれが悪いと言っているのではない。しかし、今のキミの家庭の状況、健康状態でそんなことにウツツを抜かしていいと思っているのですか。友人から誘われるにしても、ほとんど収入のないキミが、どうしてそんなに酒を飲む金や賭け麻雀をやるゆとりがあるんだ。
お父さんのものをキミが勝手に持ち出して質に入れたり売ったりしているのを、キミの母親と妹が嘆いているのを知らないのか。妹さんは家計が苦しいのを知ってバイトをしたりしてしのいでいるが、それでも間に合わず高校を中退して就職しようとすら思いつめている。
キミの結核後遺症は、あと二ヵ月、酒・パチンコ・麻雀を控え、規則正しい生活を始めれば、全く問題がなくなる。
ぐうたらな生活を深く反省して、父親とご先祖の皆さんにお詫びをし、そして生活を立て直す決心をしなさい。
今のキミの不運な状態で、一体どうして人が救済できるのだ。何が世のため人のためだ。まず、自分の魂を救いなさい。自分の持っている運を変えることが先決だよ
特技もなく、仕事もなく、才能も未開発でしかも自分の経済的基盤が確立できない者に、どうして人を救済する能力があるのだ。だから、まず自分を救い、それから家族を助けて、それでゆとりがあれば、はじめて私がリーダーを務める『ワールドメイト』に参加すればいい。
せっかく訪ねてきたからちょっとだけ言うが、キミには先天的に語学の才能がある。必死になってその才能を磨くことだ。でなければ、今のキミの運気からすると、母親の寿命を縮め、妹の人生を狂わせることになり、キミ自身も酒と遊びのなかで一巻の終わりになってしまう。いいか、反省してやり直すんだ。何年かかってもいい。語学をものにして、それでも人のために役立つ人物になりたいという思いが消えなかったら、私をもう一度訪ねて来なさい」
(つづく)
↓ブログランキングの応援
1回クリックよろしくお願いします

スポンサーサイト